訪問介護員(訪問ヘルパー)の有効求人倍率が驚愕の15倍超え!!しかし!?

介護職員の労働問題

こんにちは。介護福祉士のケイです。

先日とあるネット記事を見ていて、ふと思ったことがあります。

いくら介護士が売り手市場、特に訪問介護員(訪問ヘルパーとも言います)が売り手市場だからといって、労働環境が悪かったら誰も働きたいと、思わないのでは??、と。。。

訪問介護員(以下、ヘルパー)の人材不足は、昨年度も深刻な状況が続いていて、2023年には有効求人倍率は過去最高の15.53倍に達しました。

施設の介護職員などと比べても、ヘルパーの人材不足は際立っていて、厚労省は「大きな課題」と認識しています。あくまで、「大きな課題」と認識する程度ですwww 改善する必要があると思っているわけではないですww

訪問介護のヘルパーになるためには、130時間の「介護職員初任者研修」などの資格が必要です。

しかし、その負担や責任の重さに見合った給与や労働環境が整っておらず、利用者の住まいへ1人で訪問しなければならないという働き方も敬遠されています。

ひとりで利用者さんの自宅に乗り込むのは勇気がいりますよね。こういう閉ざされた空間で、セクハラなどがおきてしまいがちなんですから。

厚労省の調査によると、2021年10月時点でヘルパーの平均年齢は54.4歳と、他の介護職員などと比べて最も高くなっています。

また、4人に1人が65歳以上、70歳以上も1割を超えています。今後、ヘルパーの引退が進むにつれて、人材不足はさらに深刻化することが懸念されています。

国は在宅療養を今後も推進していきます。しかし、在宅療養の支えてである、ヘルパーの人員不足は待ったなしです。

にも関わらず、ヘルパーの給料は施設で勤務する介護士と比較すると、安い傾向にありますよね。そりゃあ、訪問ヘルパーの仕事をやりたいと思う人がいないのは仕方がないのではないかと思います。

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