介護士も年齢によって求められるものが違う

考察、意見

こんにちは。介護福祉士のケイです。

日本社会のサラリーマンて年代によって役割ってありますよね。ハタチ前後の方は若いフレッシュな感じ、50代以上は役職者としての管理能力。

で、

介護職員歴10年以上の私からみて、なんだかんだで介護士も年齢によって求められるもの、許されるものが違うな~と思っています。

もちろん、仕事はカンペキにこなすのが一番かっこいいんですけどね。でもそんなにうまくはいかない。

それが年代によって違うと思うので、今日はこのことについて記事にしようと思います。

今日記事にした『求められるもの』というのは、あくまでも一般職の方についてです。管理職、役職者に求められる、指導力、リーダーシップなどは今回はぶいています。

10代、20代の介護士に求められるもの

10代で働いている介護士の方、20代で働いている介護士の方を一緒にさせて頂きましたw もうしわけないですw

高校卒業ストレートで介護士として働いている方々も少なからずいます。介護福祉学科の実業高校出身だと、18歳から介護士として働きますよね。

この若さで介護士として働くなんてすごいなーと、尊敬の気持ちしかありませんw ほんとに大変な仕事ですからね。

10代、20代で介護士として働かれる方々に求められるものは、

素直さ・・・ちゃんと上司、先輩の指導を言うこと聞けるか?
礼儀正しさ・・・利用者さんは人生の先輩です、タメ口厳禁!!
体力・・・若者に求められるものは、ずばり体力!!長時間働いたり、重たい者を持てる体力が求められます
気力、精神力、忍耐力・・・若い人は何かと苦労を押し付けられがちですが、それでも耐えるのが美徳と考えているのが日本社会です(苦笑 理不尽ですが、耐えないといけないこともあります・・・。

だと思います。

なかなか押し付けかもしれませんが、これが現実かなと思います。

30代の介護士に求められるもの

30代となるとちょっと違うかなと思います。

まだまだ20代のように、体力、気力はありますけど、ハタチのころのようにはいきません。

劣化が始まっているのも事実です。少しずつ、見えないように衰えていくのが人間です。

また、社会人経験もあるということで、求められるものも増えていきます。

30代の介護士に求められるものは、

体力、気力・・・なんだかんだ、まだまだ若いと言われがちなのが30代です。体力、気力は求められますよね。
部下や後輩の指導力
・・・30代となると、年下の職員と関わることもでてきます。ユニットリーダー、主任という役職につくこともあるかと思います。そのような場合の指導力が求められます。役職についていないにしても、後輩の面倒をみないといけないといけませんね。
全体をみる力
・・・自分の所属だけでなく、ほかの階やフロアなども考慮したうえで意見をしないといけないという場面もでてきます。
上を立てること
・・・年長者をたてろ、という考えが残っているのが日本社会ですねw 良くも悪くもw

40代の介護士に求められるもの

私自身、30代ですが、今まで見てきた40代の介護士の特徴、まわりからの評判から、まとめてみました。

年下の上司、先輩の言うことを聞く・・・一番大事なのはこれです!! 40代以降となると、年下の上司、先輩も増えてきます。そういう時にちゃんと言うことを聞けるかどうかってすごく大事だと思います。そうじゃないと職場に居場所がなくなって、干されて退職するハメになりますからね。。。実際に干されて退職された方々を何人も見てきました・・・。
年下の面倒をちゃんと見る・・・役職がついていなくても、後輩の面倒をみるという役割を求められるのが40代以降だと思います。ただ歳だけとって、いばってる一般職なんていらないんです。
手を抜かず、ある程度の仕事のクオリティを維持する・・・今までの人生経験、仕事経験から、仕事の手抜きができるのが、熟練の良いところでもあり、悪いところでもあります。しかし、手を抜きすぎるとまわりから目をつけられてしまうので気をつけましょう!!w

50代の介護士に求められるもの

私自身、30代ですが、今まで見てきた50代の介護士の特徴、まわりからの評判から、まとめてみました。50代で介護士は年齢的にもきつくなってくるのではないでしょうか。

40代の介護士に求められるもの、に追加して、下記二つのことに気をつけて下さい

キツイ、無理な時はちゃんと言う・・・50代となると夜勤が身体にこたえます。長時間勤務の疲れがなかなかとれません。疲労が重なってくると、仕事でのミスも目立つようになります。きついとき、無理な時はちゃんとまわりに「助けて!!」を言いましょう。
自分の身体のケアをしっかりする・・・若い時と異なり、疲労の抜け方、体力の回復が異なってきます。休日はしっかりと休んで、身体のケアをしましょう。

60代の介護士に求められるもの

私の職場では60代でも働かれている介護士方々がいます。みなさん本当によく頑張ってくれていて、とても感謝です。

もちろん、数は少ないですけどね。パートの方々が働いてくれています。

そんな60代の方々を見ていて思ったことは、わからないことがあれば意地をはらずにちゃんと質問する。わからないことはわからないから教えて下さいと、素直に言う。

これですね。

もちろん、体力的に厳しい時、怪我をしているときもちゃんと助けて!と言うべきだと思います。

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