こんにちは。特養で介護福祉士として勤務しています、ケイです。
介護の仕事は心身ともに負担が大きな仕事ですよね。
その負担、ストレスを少しでも軽減するためには職員や利用者に対して受け流す技術、スルースキルが必須であると思います。
今日は、スルースキルが必要な理由について記事にしようと思います。
ストレスの多くは介護職員間の人間関係
介護現場では、仕事をするうえでは職員間のコミュニケーションは必須です。
一人で仕事を行うというのはよほどないと思います。
夜勤中に相方が休憩中は一人で勤務するということもあると思いますが、完全に一人で勤務というのはないと思います。
勤務に入ったときの引継ぎや、勤務を終える前の引継ぎなど、他の職員と関わるからですね。
しかし、相性の悪い職員とのコミュニケーションはストレスに感じてしまうこともあると思います。
やたらこちらの仕事に文句を言ってくる人、常に何ら頭の不平不満言っている人、人のうわさ話が好きな人、などなど・・・。いろいろな人がいます。
気をつけなければいけないのは、相手のペースに振り回されてしまうと気がつかないうちにとても大きなストレスになってしまっています。
よほど仕事内容に影響がない限りは、そういった不平不満話や人のうわさ話には加わらないで、適度な距離を保つのが一番です。
下手に話に加わってしまうと、自分がいないところで「〇〇さんも同じ意見だ」と、勝手に参加させられてしまいますからね。
仕事に関しては、キッチリ参加しないといけませんが、単なる不平不満話や人のうわさ話は適度にスルーしましょう。聞き流しましょう。
そうしないと仕事以外でのトラブルに巻き込まれてしまうおそれがあります。
利用者に対してもスルースキルは重要
職員間で仕事以外の話、、、特に不平不満話や人のうわさ話には加わらないで流した方が良いですが、利用者とのコミュニケーションでも似たようなことが言えます。
施設利用者の一部には、介護職員に対して好き放題言ってくる利用者もいます。
利用者の話は傾聴が大事だとは思いますが、全ての話をちゃんと傾聴する必要はありません。
介護職員側がどれだけちゃんと対応しても文句を言ってくる人はいます。
介護職員の配置人数の関係で対応できないことがあるとしても、「自分を一番優先しろ」というようなわがままな利用者もいます。
そういった利用者の話を一から十までちゃんと真に受けていてはこちらの身がもちません。
聞き流しましょう。スルーでOKです。
心の中で毒づいても良いと思います。「なんでお前にそんなこと言われないといけないんだー!!」とね。
そうすることで少しは気が楽になると思います。
私も過去にわがまま放題な利用者に対しては「はい、はい、そうですね。」と聞き流していました。
利用者から私の上司に苦情を入れられたこともありましたが、その利用者が常にクレームを入れる人だったので、施設の幹部連中、上司も私に注意してくることはありませんでした。
常に文句ばかり言っていると相手にされなくなるんだなと思いました。もちろん、苦情の内容次第では重大問題になると思いますけど。
介護の仕事は体力的にも、精神的にもとてもきついと思います。
中でも対人関係によるストレスは大きな割合を占めると思います。
対人関係のストレスを軽減させるためには単なる不平不満や人のうわさ話には参加しないことや、理不尽なクレームや要求は真に受けないでスルーしてしまうことが大事ではないかと思います。
コメント