【介護士あるある?】パワハラやいじめられた人が異動するのはおかしい【いじめ、パワハラ】

介護職員の人間関係

こんにちは。
介護福祉士のケイです。

先日、以下のツイートをしたところ、多くの反響を頂きました。ありがとうございます。

職場でパワハラやいじめがあった時に『異動して心機一転して頑張ろう』と異動をうながしてくる事業長や主任、ユニットリーダーがいますが、おかしいと思いませんか?

本人は何も悪くないのに、あたかも本人が悪いかのような対応ですよね。

一番悪いのはいじめた張本人なのに、なぜいじめた本人がペナルティをうけることなく、いじめられた人ががペナルティとよばれるにふさわしい異動を提示されてしまうのでしょうか。

思うに、パワハラやいじめをする人はその組織の中である程度力を持っているが故、その人の上司や事業長もかんたんにはその人に指導したり、異動をさせるということができないのではないでしょうか。

経験年数が長い分、その組織(介護事業所)に貢献してきたという可能性もあります。

でも、だからといってパワハラやいじめが許されるということは絶対にありえません。

新人クラッシャーを職場に放置してしまっては、新しく入職する人がどれだけいようとも、職員が定着することがなく、結局のところ、慢性的に人手不足という状況に陥ってしまいます。

介護業界は離職の多い業種であるといえます。

そのため、常に新しい職員を補充し、定着してもらわないといけません。

そうしないと、職場に残った介護職員ひとりひとりの仕事の負担がいつまで経っても減らずに、疲弊していきます。

そのため、組織としては、パワハラ、いじめをする職員を放置しないことが大切です。とはいうものの、簡単なことではないと思いますが・・・。

では、パワハラやいじめから身を守るためにはどうすればいいのでしょうか?

パワハラやいじめられた人は自分自身が悪いのでしょうか?

泣き寝入りしかないのでしょうか?

いえ、そんなことはありません!!

パワハラ、いじめは絶対にダメです!!

状況次第では刑事事件になるのが今の時代の流れです。

以前であれば、上司、先輩の言うことは聞く!!という考えでしたが、今は時代が違います。

もちろん、いまだに上司、先輩の言うことは絶対的に正しいという気風の組織、介護事業所もあるとは思いますが、世間、時代の流れは違います。

なんでもかんでも上司や先輩の主張が正しいわけではありません。

そのため、立場が弱い人にとっては、この時代の変化は有利であるといえます。

では、パワハラやいじめにあったとき、どうすればいいのか?

それは自分がパワハラ、いじめにあっているという証拠を集めることです。

パワハラやいじめの多くは罵倒されたり、暴言をうける、ということがあります。中には暴力をうけるということもあるかもしれません。

そういう事実があったということを、記録に残しておきましょう。

そのためには録音することが有効です。

スマートフォンやボイスレコーダーでパワハラやいじめにあっている現場を録音しておきましょう。

そうすることで自分が被害にあっている状況を客観的に記録できます。

たまに職場で、「職場内での写真、動画の撮影を禁止します」というルールを設けているところもあります。

今の時代、どこでSNS流出するかわからないため、個人情報がたくさんある事業所では、情報流出のために、職場内での録音、録画を禁止しているところもあります。

リスク管理ですね。

しかし、そのルールはあくまでも、その介護事業所が作っているだけです。

裁判の過去の判例を見てみると、介護士(労働者側)が録音、録画し、自分の身を守るという行為は正当な行為であると、認められています。

ですので、問題ありません。

詳しくはこちらの記事を参照ください。

パワハラ、いじめにあっているという証拠を集めることができたら、介護事業所の施設長、事業長に提出するのも良いですが、職場内でのもめごとは誰だって嫌がります。

目をつむってしまうということもあります。なかったことにされてしまう恐れがあります。

そうさせないためにも、外部に相談するという手段が有効です。

弁護士の労働相談、法テラス、労働基準監督署などに相談した方が、効果的である場合もあります。

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