介護士が『働かせて頂いて感謝』だなんていうマインドは、持つべきではない!!

考察、意見

こんにちは、介護福祉士のケイです。

本日は介護士業界に蔓延る『奉仕の精神の強要』『お客様は神様です精神』『働かせて頂いて感謝』にひとこと言いたいと思い、記事を書きますw

もちろん、利用者さんや、家族さんの存在は大切だと思います。

利用者さん、家族さんが施設やサービスを見学し、
「ここの施設、サービスを利用したい。」
「ここなら安心してうちのおじいちゃんのサービスをお願いできる」
「おばあちゃんにはこの施設に入ってもらいたい」
と思ってもらい、契約をしお金を払ってもらう。

この流れだと思います。

実際にサービスを継続して利用してもらうことにより、介護事業所には継続的にお金が入ってきます。

そのためには、利用者さん、家族さんが満足できるよう、質の高いケアサービスを提供する必要があります。

それは当然ですね。

しかし、中には勘違いした人もいます。

利用者、家族はサービスを利用している、お金を施設側に払っているんだから、自分たちの方が偉い!!と勘違いしている人もいます。

お客様は神様です精神を客側が持つ、最悪の例ですね。

この介護施設を選んでやっているんだから、感謝しろ!!と。

本来はサービスを利用する側、サービスを提供する側、ともにフラットであるはずの関係が崩れてしまいます。

そうなると、サービスを提供する側がどうしても弱くなってしまう恐れがあります。

その過程で出てくる恐れがあるのが、「働かせて頂いて感謝!!」という謎のマインドです。

利用者、家族がうちの介護サービスを選んでくれたから、私たちは仕事がある!!

うちの介護サービスを選んでくれて感謝!!

働かせて頂いて感謝!!

もちろん、うちの介護サービスを選んでくれて感謝、という気持ちは常に持つ必要があるとは思いますが、必要以上にへりくだることはありません。


この考えを私のTwitterアカウントで発信したところ、多くの介護士の皆さまに共感して頂けました。

やはりみんな似たような状況なんだなぁ~と、思いました。

これって良くないですよね。

もし仮に介護施設の運営者が、介護士に「働かせて頂いて感謝しろ!!」なんていう傍若無人ぶりを発揮しているならば、そんな介護施設はさっさと辞めた方が良いと思います。

私たちは介護士です。介護士の仕事は常に人手不足で職場は選び放題です。

さっさと転職活動をし、ホワイトな介護施設に転職してしまいましょう。

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