こんにちは。
介護福祉士のケイです。
介護士っていろいろな職場、働き方がありますが、全体的に給料が安い仕事だと思いませんか？
肉体的にも精神的にも、すり減らしながら、お仕事頑張っているのに、報われない感じがあると思います。
こんなに大変な思いをしながら仕事をしているのに、なぜ給料がやすいのだろうか？と・・・。
毎月の生活が苦しい介護士の方々も多いとよく聞きます。
もっと給料が良くなれば、もう少し豊かな生活ができるのに・・・、と。
では、どうすれば、介護士が給料を上げることができるのでしょうか？？
本日は、介護士が年収400万円を達成するための方法について記事を書いていこうと思います。
年収400万円を達成するためには、毎月の収入、ボーナスはどれくらい必要？
年収400万円を達成させるために必要な毎月の収入は、ボーナスの有無によって異なります。
ボーナスなしの場合
年収400万円は、毎月の給与が約25万円から27万円程度で、ボーナスはなしと仮定すると、毎月の収入は約25万円から27万円になります。
ボーナスありの場合
ボーナスが2か月分出る場合、年収400万円は、毎月の給与が約20万円から22万円程度で、ボーナスが2か月分出ると、毎月の収入は約40万円から44万円になります。
ただし、これはあくまでも目安であり、実際の収入は、年齢や家族構成、勤務先などによっても異なります。
例えば、独身で実家暮らしをしている場合、生活費を抑えることができるため、ボーナスなしでも余裕のある生活を送ることができます。
一方、結婚して子供がいる場合、生活費がかさむため、ボーナスがないと生活が苦しくなるかもしれません。
また、勤務先によっても、給与やボーナスの水準が異なります。
※給料と給与は、労働の対価として支払われる報酬の総称です。給料は、そのうちの基本給を指します。給与は、基本給に加えて、残業代や手当、賞与などが含まれます。
年収400万円を達成するためにはどんな介護事業所で働けばいいの？
では、年収400万円を達成するためには、毎月どれくらいの給与が必要なのでしょうか。
年収400万円を達成するためには、毎月の給与を年間の収入である400万円で割って求めることができます。
年収400万円 ÷ 12ヶ月 = 約33万3333円（約33.3万円）
毎月の給料の額面（税金、保険料などで引かれる前）が約33万円あれば、年収400万円を達成することができます。
これは、ボーナス（賞与）をなしとした場合の計算です。
職場によっては、ボーナスがあるところもあるので、ボーナスがある職場では、毎月の給与がもう少し少なくても、年収400万円に到達しますね。
ボーナスなしで毎月の給与が33万円を超えるとなると、介護士の仕事としては探すのはけっこうハードルが高いような気もします。
年収400万円を達成するためには、ボーナスがある職場で働くことが必要であるといえます。
これらの条件を踏まえて、厚生労働省調査 令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果 にもとづいて、給料が高い順に介護施設、事業所を見ていきましょう。
| 施設名・事業所名 | 平均給与（正社員） | |
| 1位 | 介護老人福祉施設 （特別養護老人ホーム） | 348,040円 |
| 2位 | 介護老人保健施設 | 339,040円 |
| 3位 | 介護医療院 | 320,700円 |
| 4位 | 訪問介護事業所 | 315,170円 |
| 5位 | 特定施設入居者生活介護事業所 | 313,920円 |
この調査結果を見てみると、年収400万円を達成するために必要な給与が支払われているのは、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、のふたつになります。
年収400万円を達成するためには、これらの施設での正社員での就労を頭に入れて、職場探しをしたほうがいいといえます。
逆を言えば、3位以下の施設、事業所や、非正規での就労となると、年収400万円を達成するのは難しくなることもあるといえます。
介護士が年収400万円を達成するために、避けては通れない条件
私自身、介護士として働くうえで、職場選びはとても力を入れました。
介護士という職業はどうしても、低賃金の職場が多いと言うのも事実としてあります。
介護士という仕事は好きですが、でも、だからといって低賃金でも良いのかというと、そうではないと思います。
そこで、職場選びをする際に、まず第一に給料面で職場選びをしました。
多くの求人を見ているうちに、ある程度の水準の給料をもらうためには、抑えておいた方がいいポイントをいくつか見つけました。
それが、こちらです。
・正社員（絶対）
・夜勤をする（絶対）
・賞与（ボーナス）がある（絶対）
・施設、事業所は、特別養護老人ホームか老人保健施設
・資格手当（介護福祉士）がある
・介護福祉士を取得する
・各種手当（通勤手当、住宅手当、残業手当など）がある
とくに最初の3つ、正社員、夜勤、賞与（ボーナス）は避けては通れないと断言できます。
年収400万円を達成するための具体的なプラン
では、具体的に年収400万円を達成するための就職・転職活動方法についてお伝えします。
介護士として働くためには、求人広告から介護事業所に面接を申し込む必要があります（当たり前です）。
そのために、多くの求人広告を閲覧する必要があります。
その際に、先ほどふれた、
・正社員（絶対）
・夜勤をする（絶対）
・賞与（ボーナス）がある（絶対）
・施設、事業所は、特別養護老人ホームか老人保健施設
・資格手当（介護福祉士）がある
・介護福祉士を取得する
・各種手当（通勤手当、住宅手当、残業手当など）がある
これらの条件を満たしている介護事業所になるべくしぼって、求人の申し込みをしましょう。
特に最初の3つ、正社員、夜勤、賞与（ボーナス）は絶対条件と言っても過言ではないです。
介護福祉士は取得の条件があるので、取得されていない方もみえると思います。私ももともとは、介護福祉士を取得していない状態で働いていました。
でも、介護福祉士実務者研修や、介護職員初任者研修といった研修を受講してから、介護士として働いていいましたけどね。
また、大前提中の大前提として、月給はいくらであるのか？年収はいくらになりそうか？を考えたうえで、求人の申し込みをしましょう。
◆引用、参考ホームページ
厚生労働省調査 令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果
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