こんにちは。
介護福祉士のケイです。
また国がすばらしい研修を作ってくれました(皮肉w)
その名も「認知症介護基礎研修」というものです。
詳しく見ていきましょう。
厚生労働省は2024年度から、専門資格を持たず介護に携わる職員への「認知症介護基礎研修」を完全に義務化するとのことです。
介護福祉士やホームヘルパー、看護師といった専門知識を身に付けた職員が多い一方、医療や介護に関する特別な資格がなく従事する人もいるためなんだそうです。
認知症の人への対応方法や世話をする際の留意点を学習するのが目的なんだとか。
ひとつ思ったのが・・・。
それって「介護職員初任者研修」じゃダメなのかと・・・。
現状でも多くの介護施設があたらしく介護職員として働く際に、「介護職員初任者研修」の受講を必須としています。
これはとても良いことだと思います。
認知症の方とのかかわり方、基本的な介護技術(食事、排泄、入浴、更衣など)を学習してから介護現場で働くというのは、利用者のためであるといえます。
この介護職員初任者研修を今後も継続で良くない?ダメ?というのが私の感想です。
厚労省が20年に示したデータによると、介護職員のうち6%程度は特別な資格がなく働いているとのことです。
たった6%ですよ!!??
そのたった6%のためにこうして新たに研修を立ち上げたというと驚きです。この研修を立ち上げるのに税金をどれくらい投入したのか知りたいです。
今後も継続して、初任者研修、実務者研修、介護福祉士受験、とかで良いと思うんです。
だって、新たに研修を立ち上げるのって、相当なお金が動いてますからね。
お金使うとこ間違ってると思います。そのお金の出所はどこですか??
国民の税金ですよね。無駄づかいはやめてもらいたいです!!
行政のホームページでも、すでに研修の告知を行っています。
こちらのホームページからみることができます。
各都道府県ごとに行政ホームページで告知がされているようです。
国はやたらと研修、研修と言っていますね。
こんなに研修を増やしてどうするつもりなのでしょうか。
超高齢社会のための対策といいたいのでしょう。
でも、そんな研修じゃなくて、介護現場で働く介護職員の処遇を良くしない限り、すぐに介護業界から離れていってしまいます。
研修を立ち上げるのにお金を使うんじゃなくて、介護職員の待遇を良くするためにお金(税金)を使うべきだと私は思います。
紹介している行政のホームページはこちらから
・愛知県
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/chiikihoukatu/0000082062.html
・厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/0000136624.pdf
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