介護現場での賃上げの実態についての、調査結果をご紹介します。

介護職員の労働問題

こんにちは。介護福祉士のケイです。

物価上昇が止まりません。

ほんとに様々な物の価格が上昇しています。

電気、ガス、食料品、、、。値上がりしまくりですね。

物価上昇に対抗すべく、賃上げを行っている業界もあります。

介護福祉業界はどうなんでしょうか。賃上げの兆しはあるのでしょうか。

残念ながら、わたしの勤務先は今までどおりで、変わらずですw 悲しいw

そんななか、介護サービス事業者で立ち上げった組織があります。

介護福祉に携わる11の団体が4月28日に、ほかの業界で賃上げの動きが広がっていることを踏まえて対策を講じるよう求める要望書を、自民党へ連名で提出したとのことです。

要望書はこちらです。

https://www.roken.or.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/20230428_yobosyo-1.pdf

また、調査結果を公表してくれました。

今年の春闘の賃上げ率が3.69%だったのにくらべ、介護職員の賃上げ率は1.42%にとどまった状態であると。

かなしいことにこれが介護福祉業界の現実ですね。もともと安い給料にさらに差をつけられてしまいます。

これでは介護福祉業界から去っていく人をひきとめようがありません。

やはりというか、、、昨年度に介護現場を離れて他産業へ行った人が前年度比で約30%増えた、との調査結果もあります。

https://www.roken.or.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/20230428_yobosyo_betten-1.pdf

要望書内では、「介護施設・事業所はコロナ禍や物価高騰の影響で、過去にないほどの厳しい経営状況に追い込まれている。(追加的な)賃上げまで行う余裕はない」と説明されています。

今年の春闘で30年ぶりのプラス水準となるなど“賃上げムード”が高まっていることで、「介護業界からの人材流出を招いている」と指摘しています。

そりゃ誰だって給料がいい仕事につきたいですよね。介護福祉業界は低すぎます。。。

また、他産業と同水準の賃上げを介護業界も行えるようにする対策が必要であると訴えてくれています。

介護福祉業界にやってきて、2~3年後には違う業界に転職していくという人は珍しくないと思います。

それだけ給料が低いのが介護福祉業界の特徴ですよね。

もちろん、すべての介護事業所が給料低いわけではないと思います。

ちゃんと研修受講や、資格取得して、しっかりと就職・転職活動をすれば、それなりに良い待遇の介護事業所もありますからね。

ただ、見つけるためには研修受講、資格取得であったり、時間をかけて職場探しをしないといけませんね。

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