入浴準備中にストレッチャーから転落し、死亡事故

介護業界ニュース

こんにちは。介護福祉士のケイです。

介護士であれば絶対に気をつけないといけない転落事故。

悲しいことに、転落事故によって高齢者がなくなってしまいました。ニュースをご紹介します。



以下、ニュース記事の引用です。

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4月17日、鳥取県南部町の特別養護老人ホームで、80代の女性が入浴のために乗っていたストレッチャーから転落し死亡しました。

転落事故があったのは、鳥取県南部町の特別養護老人ホーム「ゆうらく」です。

施設によると、4月17日午後、職員が入浴のためこの女性を高さ約70センチのストレッチャーに乗せ、準備のため目を離した際、「ドン」という音がし女性が床に倒れているのを確認したということです。

女性は病院に搬送されましたが、約19時間後の翌日午前に死亡が確認されました。

この女性は、1人で歩くことが困難で生活全般の介護を受けていたということです。

警察は、職員が注意を怠った業務上過失致死の疑いも視野に、女性の死因を調べています。

施設を運営する社会福祉法人は「ご家族に大変申し訳ない、マニュアルを見直し再発防止に努める」としています。

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以上、引用でした。



この事故は特別養護老人ホームでおきてしまいました。

私自身、特養で勤務しているので、こういう転落事故は常に起こりうるということを頭にいれて、入浴介助にあたっています。

利用者さんをストレッチャーに乗ってもらうときは、転落しないようにストレッチャーの中心にしっかりと仰臥位(仰向け)で乗るように体位をつくっています。

もちろん、保護ベルトを確実に装着し、転落しないよう徹底しています。

高齢者だと拘縮や円背で、ちゃんとストレッチャーにのせることができないこともありますね。

そういった時は、ストレッチャーの保護ベルトだけでなく、他にもバンドで手足をストレッチャーに固定したりしています。

一番大事なのは、ストレッチャーから絶対に離れないこと。これですね。でも、介護現場はただでさえ、人手不足なので、常に誰かがつきっきりというのは、なかなか難しいことですよね。

転落事故を防ぐためにも、正しくストレッチャーにのせ、転落防止ベルトを確実に装着することが大切です。

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