こんにちは。介護福祉士のケイです。
以前から疑問に思っていたことがありました。なぜ、介護福祉士国家試験を受験しない介護職員がいるのかと。。。
介護福祉士を取得すれば給料も上がるし、転職もしやすくなるため、取得しない理由がないと思っていました。
しかし、人にはそれぞれ理由があるようです。本日は、なぜ介護福祉士を取得しない人がいるのか?ネットの意見を交えて考えてみたいと思います。
私は介護福祉士を取得しました
私自身は介護福祉士を取得しています。誰に何を言われるでもなく、実務経験の3年を満たした時点で率先して取得しました。
やはり介護福祉士という資格は介護業界で働く人間にとって、必ず取得しておきたい資格!!だと思っていたからです。介護福祉士を取得しておくと手当がついて、給料が上がりますからね。
転職の際にも介護福祉士を取得しておいた方が、より待遇の良い職場に転職しやすい傾向にあります。
しかし、私の職場の同僚の中には介護福祉士国家試験を受験しない人もいました。私にとっては不思議でしたが。
反響の大きかったツイートをご紹介します
なぜ、介護福祉士国家試験を受験しないのかと。せっかく給料が上がるチャンスなのに、と。
そういう想いもあり、先日、以下のツイートをしました。
このツイートをしたところ、多くの反響を頂きました。
それぞれ考えがあって、とても勉強になりました。
いくつかツイートをご紹介しようと思います。
非常勤、パート職員だと介護福祉士を取得しても給料に反映されないというご意見は複数名の方がコメントしてくださいました。
私は正社員としてしか介護士として勤務したことがありませんでしたので、このことは初めて知りました。
非常勤、パート職員だと給料に反映されないんですね。驚きです。
パート職員でも介護福祉士を取得すると給料が上がるという方もいらっしゃいましたが、時給にして数10円しか上がらないという方もいらっしゃいました。
それじゃあ国試を受験しようという気持ちにはなりませんよね。
介護福祉士を取得するためには実務者研修を受講しないといけないし、国家試験受験料や、合格後の登録料だって必要です。もちろん、テキスト代金も。
けっこうなお金と手間がかかるのに、給料に反映されないならば、介護福祉士を取得しようという意欲がわかないのもわかる気がします。
介護福祉士を取得すると自然と役職に就かせられるという場合もあるみたいです。
希望していないのに、役職につけられるのはとても大変ですよね。そのうえ役職ついてもたいして給料が上がらなかったとしたら嫌になってしまいますよね。
介護福祉士を取得していない理由は人それぞれ。いろいろあるようです。
・現状に満足している。
・試験に合格できない。
・実は介護福祉士を取得しているけど、役職につけられるのが嫌で隠している。
・やる気がない。
こういったところでしょうか。
介護福祉士を取得するメリット・デメリット
ツイートに多くのコメントを頂き、とても勉強になりました。ありがとうございました。
頂いた多くのコメントを拝見していく中で、介護福祉士を取得するメリット・デメリットがみえてきました。
【介護福祉士を受験、取得するメリット】
資格手当がある職場だと、給料が上がる
転職時により良い介護事業所に転職しやすい
仕事に対して前向きな人間だと評価される
介護士としての技量があると評価される
【介護福祉士を受験、取得するデメリット】
資格を取得すると、つきたくもない役職につけられる
介護福祉士を受験、登録するための費用が高額
国家試験受験のための、介護福祉士実務者研修を受講するのにスケジュールがあわない
手間、お金をかけて取得しても、給料に反映されない
まとめてみるとこういったところでしょうか。たしかにデメリットをあげる方の言い分も一理あるかなと思います。
給料に反映されないなら、資格取得を目指そうと思いませんからね。
さいごに
今回いろいろな方のご意見を頂いて、とても勉強になりました。ありがとうございました。
給料に反映されないなら取得したくなくなるのも無理はないと思います。
たいして手当が出ないくせに役職つけられても嫌ですよね。時間外手当がつかない残業はやりたくないと思うのが当然だと思います。
私の意見は、介護士業界で働いていくつもりであれば、介護福祉士を取得しておいた方が良いと思います。
今はパート職員でもいずれ正社員として働いたり、もっと条件の良い職場に転職するときに役に立ちますからね。
職場には黙ってこっそり受験して、合格しても黙っていればいいと思います(笑 そうすれば、役職につけられることもないと思います。
忙しくて勉強する時間や実務者研修にかける時間を割くことができないということもあります。実務者研修受講費用、テキスト代金、受験費用、登録費用など、いろいろとお金がかかるのが介護福祉士なんです(笑
いろいろと余裕があるときに取得しておけば、今後の介護士人生の中で役に立つ時がくるのではないかなと思います。
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